2014年5月に特許が切れたバイアグラ

製薬会社が医薬品を作る際には多大なコストがかかるものですが、これはファイザー社によって開発されたバイアグラでも同じです。

アメリカのファイザー社は1990年代にシルデナフィルの開発に資金を投入し、本来目的としていた用途とは違うもののED治療薬であるバイアグラとして実用化にこぎつけました。

製薬会社としてはコストを支払って開発をしているため完成した瞬間他社が同じものを作ってその利益を奪うことが出来ないように特許期間が設けられることとなっていますから、バイアグラも完成からしばらくは特許期間として他社が同等の薬を作ることは出来ないようになっていました。

しかしながらその物質特許は2013年5月17日満了され、また用途特許も2014年5月13日に満了を迎えました。

これによってバイアグラの有効成分であるシルデナフィルはどのようなメーカーであってもED治療薬の目的に使用することが出来るようになったのです。

そのため現在では、このシルデナフィルを用いたED治療薬が全世界で合法的に製造されるようになっています。

バイアグラのように世界で初めて特定の成分を使って実用化された医薬品は先発品と呼ばれ、その特許が切れてから製造されるようになる他社製の医薬品は後発品、ジェネリックと呼ばれるのですが、現在世界では数多くのバイアグラジェネリックが販売されるようになりました。

ジェネリックが出来たことのメリットはいくつかありますが、消費者にとって最も大きいのは安く購入できるということでしょう。

後発品として医薬品を製造販売するのであれば開発費にお金をかける必要が無いため、販売までのコストを格段に抑えることが出来ます。

安全試験なども当然クリアしたうえで販売されるうえに性能も同等のものとなっていますから、消費者にとってジェネリックは重要な選択肢になることでしょう。

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